PC組み換え

2008年頃に自作機を組み上げて以来、それをずっと使ってきました。

しかし最近どうも調子が悪くなっており、何が原因で不具合が出ているのかいろいろと調査したものの原因は分からず。
OSの再インストールも1回やってみようかと思いましたが、BIOSでフリーズする症状なども出ており、それだと原因はOSじゃないじゃん、と思ったりもして、結局メモリとかマザーも怪しいんじゃないかって思い始めたら、再インストールする気力は消え失せました。

そんなことで、パーツにも疑いの目が向けられましたので、もうこれは新しく組み直すくらいの勢いでパーツを変えるしかないか、ということでパーツを買い込み組み換えを行いました。

交換対象は以下の通り。

OS:WinXP Pro → Win7 Pro 64bit
M/B:P5Q-PRO → H97-PRO
CPU:E8400 → i7-4790K
MEM:4GB → 8GB
Cドライブ:HDD500GB → SSD256GB
Dドライブ:HDD500GB → HDD1TB
光学ドライブ:IDE接続 → SATA接続のLITEON製に変更
電源:Antec EA-650 変更なし
グラボ:NVIDIA GTS250 1GB 変更なし

CPUファンはREEVENのARCZIEL12を使っていましたが、いざ付けようとしたらブラケットの穴位置がどうやっても合わない。
1時間半くらい粘ってみましたが、取り付きそうな気配がないため、これはおそらくLGA1150には対応してないんだと結論をだし、早々にリテールを取り付けて組み立てを進めました。

基本的なセットアップはさくさく進み、DTM関連のインストールに入った時点でトラブルが。

64bit環境を構築してやろうと思っていたのですが、あまり事前に調査をしなかったのがまずかったです。
非常に使用頻度の高いプラグインやソフトシンセを64bitのCubaseが認識してくれない。

まぁ、WAVESなんですけどね。
KORGのM1もダメ。

いろいろダメが多かったので結局Cubaseは32bitをインストールすることにしました。
なにやら抜け道はあるようでしたが、不安定になるだとか、音色の選択状態がプロジェクトに保存されないだとか、あまり納得できる形での対応になりそうもなかったので諦めました。非常に残念です。

ただ私の制作スタイルの場合、大量のサンプルを読み込んでメモリを駆使するような使い方はあまりしないし、そういう意味では64bit環境にしたところでたいした恩恵は得られなかったのかも知れません。

そんなこんなでDTM関連もインストールが終わり、制作ができる状態になって今現在特に不具合や不便に感じるところはないので、おそらくこの環境でまた数年間は使い続けるでしょう。
Win7のサポートが2020年に切れるから、そのころまた考えることになるでしょう。

あとSSDはやはり期待通り、起動の速さなどに大きく貢献しているように感じます。
CPUはオーバースペックなんだろうなきっと、と思いつつも値段に差ほど違いがなかった為、それなら一番いいのにしときゃいいや程度のノリで決定されています。
省電力が~とかいろいろ考えましたが、おそらくもっといいCPUだったらどうなっていただろうって思う瞬間が後々来るんだろうなって考えてたら、4790Kをクリックしてました。

それとグラフィックボードはいらないんじゃないかって思い始めました。
E8400のときはCPUにグラフィック機能がなかったからグラボを積むしかなかったけれども、4790Kはグラフィック機能があるし、グラフィック関連でたいした負荷もかけないから、それこそ省電力の観点と、その他にケース内のエアーフローの改善、熱源の排除、静音、接続機器の減少による安定化など、良いことのほうが多いように思う。

今度試しに取り外してみて、その環境でしばらく使ってテストしてみようと思います。

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どうもお久しぶりです!

どうもお久しぶりです!
かなりタイムラグのあるコメントですみません(笑)
今回はPCを新調されたということで、おめでとうございます!
古いPCのスペックを見ると、かなり使い倒した感がありますね。
CPUの選択は大正解だと思います!
僕の過去の経験からも、PCを1年でも長く使うならCPUのスペックはケチるべきではないという結論です。
VST Bridgeの互換性に関しては、もしかするとプラグインのアップデートで解決するかもしれません。
ネットでチラ見した限りですが、KORG M1は64bit対応のものがリリースされていて、購入済みのユーザーは無償でバージョンアップできるようです。
Wavesもそんな感じかもしれません。
私事ですが、2年前にPC環境をMacにしたことと、DAWをLogic Pro Xにしたことから、KOMPLETE 5のシンセがいくつか使えなくなりました。
有償バージョンアップすることで使えるようになるシンセもありますが、Pro-53が完全に使えなくなったのは痛いです。
Prophet系のシンセは音色が作りやすくて好きだったので残念です(泣)
あ、それからProFire 610もMacのサポートが止まっているので、来年には違うオーディオインターフェイスにしているかもしれません(笑)
ふみさんが新しいPCを使い始めてからもうすぐ2ヶ月ですね。
その後どうでしょうか、ブログ更新楽しみにしてます。

#ちなみに今日更新に気がついたのはRSSチェックに使ってるFeedlyが今更になって教えてくれたからです。信用ならないやつです(笑)

Re: どうもお久しぶりです!

お久しぶりです!そしてコメントありがとうございます。
実はこの記事を書き始めたのが投稿の日付であり、下書き保存しながら少しずつ書いていたのですが、どうも記事を投稿しても書き始めた日付が優先されるようで、なんだか変な感じです。
ですのでRSSの監視は間違っていないのです。

変更前のPCはそれこそ組み立てるときにSeraphさんとメッセンジャーかなんかで会話しながらやってたときのものですよ。そのときのやりとりのログの一部がまだ保存してありました。

それはそうとSeraphさんはMacに移行していたとは知りませんでした。
MacならやっぱりDAWはLogic一択ですよね。
Macは出音がよくて音が決まりやすいなんてことも聞きますので、その辺りもまた別の機会にお伺いしたいところです。

M1の件、今確認してみたら64bit対応版が無償DLできますね!インストール作業しているときはできなかったような・・・
いずれにしろ対応したみたいでよかったです。
そうなるとWAVESが問題ですが、私の所有しているWAVESのバージョンがV6のため、64bit対応のV9にアップグレードするにはお布施が必要でしたのであきらめました。
しかし記事の本文にも書いたように、私の場合あまり64bit環境にする意味はなさそうなので、今の環境でも納得して使えています。

オーディオインターフェイスも変更ですか。
ProFire610は安定しているので私は気に入ってますが、Macをサポートしていないとなると変えざるを得ませんか。
この上の価格帯のものというと・・・なるほど、RMEですね。いよいよ高みへ行かれますか・・・

PCの後日談はまたまとめて記事にしてみます。
まとめるほどのことはないかも知れませんが。

No title

RSSの件ですが問題ないとのことで良かったです(早速今日更新通知ありました)。
Macに関しては正直、出音が良いかどうかまでわかってないです(笑)
動機はMacの方が画面に映し出されるUIデザイン(フォントとかスキンとかレイアウトとか)が綺麗だったからです。
ざっくりな感想になりますが、実際触ってみると、総じてOSとしてわかりやすくできているのでストレスをあまり感じません。
音楽関係においてMacだからWindowsより良い、というのはほとんどないような気がします。
せいぜいMac専用ソフトが使えることくらいでしょうか、Logicとか。
(あとスマホがiPhoneなのでMacとの連携機能がいろいろ便利です。音楽関係ないですがここはMacの強みです。)
オーディオインターフェースはもちろんRMEです。
と言いたいですがまだそこまで手が出ません(笑)
古い製品でも最新OSのドライバを提供し続けてくれるようなサポートのしっかりしたメーカーの製品であれば候補ですね。
とりあえずApogeeあたりが良いかなあと。
PC後日談については、僕の勝手なリクエストなのでお気になさらないで下さい。
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RIB

Author:RIB
同人音楽サークルcharmstyleの中の人、RIBのブログ。
DTM関連のことなど、音のことを中心に書いていきます。
たまに日常のことも書きます。

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